[5p-PB4-2]工学的手法による浮遊性藍藻類および腹足類の防除
〇柳生 義人1、猪原 武士1、大島 多美子1、篠原 正典1、川崎 仁晴1(1.佐世保高専)
キーワード:
工学的手法、浮遊性藍藻類、腹足類
灌漑用水を貯水するための農業用貯水池には,アオコに代表される浮遊性藍藻およびカワニナやモノアラガイなどの腹足類が大量発生することがあり,死滅した貝類や藻類が底部に堆積・ヘドロ化し,富栄養化や貧酸素による水質悪化および腐敗臭が維持管理上の問題となっている。我々は,化学薬剤の施用に頼らない工学的なアプローチにて浮遊性藻類や腹足類の防除法の開発を進めてきた。本発表では,電気的アプローチから化学薬剤を用いない防除技術を開発を目的とし,超音波による浮遊性藍藻の沈下効果および電気的特性を利用した腹足類の捕獲について報告する。
