2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

2018年3月17日〜3月20日早稲田大学西早稲田キャンパス/ベルサール高田馬場
応用物理学会春季・秋季学術講演会
2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

2018年3月17日〜3月20日早稲田大学西早稲田キャンパス/ベルサール高田馬場

[17p-P1-12]電気的手法を用いたレンコン圃場でのジャンボタニシ捕集試験

〇柳生 義人1、山口 郁弥1、猪原 武士1、篠原 正典1、大島 多美子1、川崎 仁晴1(1.佐世保高専)

キーワード:

ジャンボタニシ、走電性

外来種であるジャンボタニシは,水田作物に甚大な被害をもたらすことから,世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。その被害は日本だけでないことから国際的に解決すべき問題となっている。ジャンボタニシの食害防止策として,人手による捕殺や農薬の施用が行われているが,未だに決定的な防除方法には至っていない。我々は,化学薬剤を一切使うことなく,ジャンボタニシの電気に対する特異な行動特性を利用することで,ジャンボタニシを捕集・殺害することに成功しており,省力的かつ環境無負荷な防除技術の確立を目指し,工学的手法を用いたジャンボタニシの防除に関する研究開発に取り組んでいる。本稿では,実験用水田およびレンコン圃場にてジャンボタニシの電気的な特性を利用した捕獲特性および実用化に向けた検討を行ったので報告する。