[19a-C206-8]NIPAゲルの体積相転移を利用した蛍光波長のスイッチング
〇浜崎 亜富1、久保 圭1、佐藤 直哉1、勝木 明夫1、尾関 寿美男1(1.信州大理)
キーワード:
蛍光、NIPAゲル、波長スイッチ
N-isopropylacrylamideゲル (NIPAゲル) にピレンを取りこませると, 膨潤状態と収縮状態ではそれぞれエキシマー様発光とモノマー発光が観測された。水で膨潤したゲル内部では疎水性のピレンが油滴のように集まり、反対に収縮状態においてはゲル内部が疎水性環境になって, ピレン分子が拡散したと考えられる。この挙動は可逆的でありこれまでにないタイプのクロミズムを示した。
