2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

2019年3月9日〜3月12日東京工業大学 大岡山キャンパス
応用物理学会春季・秋季学術講演会
2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

2019年3月9日〜3月12日東京工業大学 大岡山キャンパス

[11p-PA1-13]高濃度スラリーにおける粒子間隙パラメータを用いた粘弾性の測定

〇(B)竹下 雅人1、村田 駿介1、寺嶋 寛成2、岩崎 祥大3、羽生 宏人3、山口 聡一朗1(1.関西大シス理、2.関西院シス理、3.宇宙研)

キーワード:

スラリー、レオロジー、固体推進薬

固体燃料ロケットの推進薬は硬化前は高濃度スラリーであり適正な粘度であることが求められる。高濃度スラリーの粘弾性を評価するために酸化剤の粒子間隙を粒径で規格化したパラメータγを導入する。塩化カリウムを使った模擬推進薬の粘弾性を測定するとγ=0.5において損失弾性率が6倍上昇した。これは推進薬内でγ値によって特徴的な構造を形成する粒子構造体に起因するもので、推進薬全体のレオロジー特性を左右すると推察される。