[10p-Z22-1]RC過渡現象の時定数から微少容量を決定するオペアンプ利用実験
〇加藤 徹也1、森重 比奈2、松澤 孝幸1、東崎 健一1(1.千葉大教育、2.千葉大院教育)
キーワード:
物理実験、RC過渡現象、オペアンプ
日本語:内部抵抗10MΩのデジタルマルチメータDMMを電圧計として使う場合、R=10MΩ、C=1μFで時定数がRC=10秒となるべきRC過渡現象の実験が、半分の時定数になる。DMMの前段にJ-FET型オペアンプを挿入し、内部抵抗無限大の理想電圧計を構成した。オペアンプには入力抵抗1012ΩのTL081CPを用い、二本の9V乾電池を正負の両電源とした。これにより極めてスマートな実験が容易となり学生から好評であった。
