[9p-Z22-6]ベルセロ法による負圧のバチルス菌に対する殺菌効果
〇廣 和樹1、児島 大河1、今西 桃子1、福岡 寛1、中村 篤人1、伊月 亜有子1(1.奈良高専)
キーワード:
液体の負の圧力
液体を減圧すると微小な気泡が存在しなければ負圧になり,やがてキャビテーションが発生する.負圧には大腸菌に対して,圧力の絶対値は低くても殺菌効果を示すことが推測されているが,負圧は熱力学的には准安定な状態であるため,実験的に発生させる技術が,十分確立されていない.本研究では,金属容器のベルセロ法を用いて-10MPa程度の負圧を発生させ,バチルス菌の殺菌実験を行う.バチルス菌は芽胞を形成する菌である.芽胞は、薬剤,加熱,乾燥,紫外線などに強い耐性をもち合わせる.
