[10a-S401-7]時間分解小角X線散乱によるシリカコロイド溶液の構造解析
〇赤田 圭史1、大久保 総一郎2、徳田 一弥2、山口 浩司2、小野木 伯薫2、山田 達矢3、城野 亮太3、牛山 浩3、手島 正吾3、藤田 淳一1(1.筑波大数理、2.住友電工、3.高度情報科学技術研究機構)
キーワード:
小角X線散乱、非ニュートン流体
精密な流動の制御のためには非ニュートン流体の現象を予測する必要があり,流動現象の実験と理論双方からの理解が求められる。しかし分子動力学による計算に対して,実験で実現できる時間スケールは遥かに遅い。このギャップを埋めるべくより高い時間分解での高速測定手法が必要になる。そこで本研究では高強度X線を短時間照射し,連続した小角X線散乱スペクトルを得ることで溶液の内部構造の時間変化を調べた。
