[21p-A301-11]人工嗅覚システムを用いた鉱油の異臭検知
〇多中 優1、劉 元昌1、矢田部 塁1、小野寺 武1、藤原 伸行2、武田 秀一2、都甲 潔3,4(1.九大シス情、2.明電舎、3.九大五感研究セ、4.九大高等研)
キーワード:
ケモレジセンサ、人工嗅覚、機械学習
変圧器に用いられている絶縁油は酸化が進むと性能が低下するため,長期間にわたり使用されている絶縁油は定期的な試験を行う必要がある.当研究室では,劣化によって匂いが変化することに着目し、人工嗅覚システムをこの試験に用いるための研究を行ってきた.本研究では,絶縁油が漏れ出た場合を想定し,未使用の鉱油を加熱によって酸化させ,無臭溶液のODO(中鎖脂肪酸トリグリセリド)で濃度を変えたサンプルの測定を行った.
