2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

2022年3月22日〜4月18日青山学院大学 相模原キャンパス + オンライン
応用物理学会春季・秋季学術講演会
2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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2022年3月22日〜4月18日青山学院大学 相模原キャンパス + オンライン

[22p-F407-3]PbS QDを使用した近赤外センサーに代わる量子ドットの評価

〇岩林 弘久1、森 良平1,2(1.GSアライアンス、2.冨士色素)

キーワード:

赤外線センサ、量子ドット

可視光より波長が長い、750nm~2000nmの近赤外と呼ばれる光は、バイオイメージング、農作物・医薬錠剤の識別、セキュリティ、暗視カメラなどの学術から民政までの広い分野でしようされている。1)2)3)4)センサに使用される量子ドットは、InGaAs若しくはPbSが最も利用されるが、高価で一般への普及障壁があるか鉛が使用されており毒性が危惧されている。そこで代替できる量子ドットとして、CIS(CuInS2)及びAgTeの評価を行い代替の可能性を確認した。その結果、CuInS2は1000nm、AgTeは1200nmで使用可能な特性を確認できた。追って、シェルの付加・配位子交換による取り出せる電流が増やせるか確認する予定である。