2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

2022年3月22日〜4月18日青山学院大学 相模原キャンパス + オンライン
応用物理学会春季・秋季学術講演会
2022年第69回応用物理学会春季学術講演会

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2022年3月22日〜4月18日青山学院大学 相模原キャンパス + オンライン

[26p-E307-4]高温用放射温度計の製作と熱放射実験の教材化

〇栗山 健二1、鈴木 三男2(1.静岡大、2.福島高専)

キーワード:

高温用放射温度計、熱放射実験、白熱電球

静岡大学では、2年次の物理学実験において「光高温計による熱放射実験」を取り入れており、人気の高い実験種目の一つとなっている。この中で、あらかじめ検定して輝度温度の分かった光高温計用の較正電球を使用し、熱放射体の輝度温度を測定している。しかし光高温計などの放射温度計では、物体の放射率が波長によって異なることで、2000Kを超えると不安定な測定温度となる。そこで、近赤外から可視光の領域の温度を測定できる高温用放射温度計を製作する。さらに、この温度計を使用し、白熱電球(500W)を光源に用いた熱放射実験の教材化をおこなう。