令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

2019年9月3日〜9月5日香川大学 幸町キャンパス、レクザムホール(香川県県民ホール)、JRホテルクレメント高松
土木学会全国大会年次学術講演会
令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

2019年9月3日〜9月5日香川大学 幸町キャンパス、レクザムホール(香川県県民ホール)、JRホテルクレメント高松

[I-01]非線形境界条件を有する界面での平面波の反射・透過問題の調和バランス法による解析

*米永 佳祐1、丸山 泰蔵1、東平 光生1(1. 東京理科大学)

キーワード:

弾性波、非線形超音波法、調和バランス法

構造物の維持管理において,疲労き裂や応力腐食割れといった不連続界面の検出及び計測は重要である.しかし,不連続界面が閉口している場合,従来の線形超音波法ではその検出が困難であるため,非線形超音波法が提案されている.閉口き裂に超音波を照射したときに生じる散乱波は,き裂の形状,き裂面に作用する残留応力などの情報を含んでいるため,き裂が散乱波に及ぼす影響をよく理解することが高精度なき裂の検出及び計測につながる.そこで本論文では,き裂のサイズと入射波長との関係を除外した基本的な現象の理解を目的とし,接触条件を考慮した界面での平面波の反射・透過問題の解析を行う.