令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会
2019年9月3日〜9月5日香川大学 幸町キャンパス、レクザムホール（香川県県民ホール）、JRホテルクレメント高松
令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会
2019年9月3日〜9月5日香川大学 幸町キャンパス、レクザムホール（香川県県民ホール）、JRホテルクレメント高松
[I-18]ゴム材料の弾塑性挙動における降伏曲面の歪みの影響
*森井 伸一1、小畑 誠1、後藤 芳顯1(1. 名古屋工業大学)
キーワード：
ゴム材料、ゴム支承、降伏条件式、応力ひずみ関係
橋梁の耐震設計においてはゴム支承の変形特性および破壊特性の的確な評価の必要性が高い．ゴム支承のそれらの特性を知るには数100%におよぶひずみの範囲での，超弾性および塑性挙動を正確に知る必要がある．著者らはこれまでに特にMullins効果に注目して応力ひずみ関係について検討を続けてきた．このとき，塑性モデルとしては移動および等方効果を導入した単純な 流れ理論を用いたが，単純な一方向せん断の結果を再現する材料パラメータがとくにひずみの大きい領域において2方向載荷の結果を再現することができないという問題があった．本研究では塑性モデルに新に降伏曲面の歪みを導入してこの問題を検討する．