令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

2019年9月3日〜9月5日香川大学 幸町キャンパス、レクザムホール(香川県県民ホール)、JRホテルクレメント高松
土木学会全国大会年次学術講演会
令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

2019年9月3日〜9月5日香川大学 幸町キャンパス、レクザムホール(香川県県民ホール)、JRホテルクレメント高松

[I-19]Cr-Ni系ステンレス鋼への2区間としたRamberg-Osgood曲線の適応性の検証

*井﨑 茜1、宮嵜 靖大1、小野 潔2、宮下 剛3(1. 長岡工業高等専門学校、2. 早稲田大学、3. 長岡技術科学大学)

キーワード:

オーステナイト系ステンレス鋼、リーン二相系ステンレス鋼、Ramberg-Osgood曲線

ステンレス鋼は高い耐食性を有するため,構造材料として利用することで構造物の長期的な供用におけるライフサイクルコストの低減が可能となる.本研究では,ステンレス鋼の応力ひずみ関係について,既往の研究で提案された割線勾配比を用いた2区間としたRamberg-Osgood曲線の適応性を調べた.研究結果より,割線勾配比を用いた2区間としたRamberg-Osgood曲線は,ひずみ10%の範囲内で応力ひずみ関係を精度よく再現することができることを明らかにした.また,ヤング係数Eのみを用いた提案曲線は,対象材料について,ひずみ1%までの範囲の材料試験結果を概ね再現できることを明らかにした.