[I-14]携帯型XRFを用いた耐候性鋼の付着塩分量測定の可能性
〇松本 彩楓1、伊藤 瞭汰2、木村 由真3、大屋 誠4、武邊 勝道4、今井 篤実5(1.松江工業高等専門学校 専攻科、2.出雲市、3.(株)大阪防水建設社、4.松江工業高等専門学校、5.日鉄防食(株))
キーワード:
携帯型XRF、付着塩分測定、特性X線強度、ガーゼによる拭き取り法、耐候性鋼
携帯型XRFを用いた耐候性鋼表面の付着塩分測定の可能性を検討することを目的とし,松江高専屋上で屋外曝露した試験片の表面に付着したClについて,携帯型XRFとガーゼによる拭き取り法で分析した.塗装試験片では,特性X線強度と拭き取り法による付着Cl量との間に明瞭な正の相関関係が見られた.一方で,裸仕様試験片では,特性X線強度は塗装試験片と同程度の値が得られたが,拭き取り法による付着Cl量は著しく低い値となった.裸仕様試験片では,付着するClが十分に採取されていない可能性が考えられる.塗装試験片から得られた関係式を活用することで,裸仕様試験片の付着Cl量をある程度推定することが可能である.
