第23回応用力学シンポジウム

第23回応用力学シンポジウム

2020年5月16日〜5月17日オンライン開催
公益社団法人土木学会 応用力学委員会
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2020年5月16日〜5月17日オンライン開催

[S02B-03]二相流問題における体積一定条件を考慮したISPH法の定式化

*西藤 潤1、粂内 基希1(1. 京都大学)

キーワード:

ISPH、混相流、制約条件付きラグランジュの未定乗数法

本研究では,密度の異なる流体からなる混相流の問題を解くためのISP(Incompressible Smoothing Particle Hydrodynamics)の定式化を提案する.従来のISP法では密度を一定とする制約を連続式として用いることが一般的であるが,本研究では体積を一定とする制約を非圧縮性条件として用いる. 妥当性を検証するため,二相流の典型的な問題であるレイリーテーラー不安定性の問題を解いた.解析の結果,従来法と比較して圧力の乱れを抑制できることが分かった.