第23回応用力学シンポジウム

第23回応用力学シンポジウム

2020年5月16日〜5月17日オンライン開催
公益社団法人土木学会 応用力学委員会
第23回応用力学シンポジウム

第23回応用力学シンポジウム

2020年5月16日〜5月17日オンライン開催

[S02B-05]有限要素法に基づく大規模3次元液状化解析のための高速解析手法

*日下部 亮太1、市村 強1、藤田 航平1、堀 宗朗2、Lalith Wijerathne1(1. 東京大学、2. 海洋研究開発機構)

キーワード:

大規模解析、液状化解析、有限要素法

空間データの蓄積や計算機環境・計算手法の発達伴い,大規模な3次元液状化解析への期待が高まっている.しかし,その膨大な解析コストが障壁となり,多くの液状化解析が,鉛直2次元断面での解析や小規模な3次元解析にとどまっているのが現状である.本研究では,液状化の伴わない大規模な3次元地震応答解析のための手法をもとに,大規模3次元液状化解析のための高速解析手法を開発した.対象とする物理問題の性質と計算機アーキテクチャの特徴を考慮することで,既往手法の4.9倍の高速化を実現した.