第25回応用力学シンポジウム

第25回応用力学シンポジウム

2022年5月27日〜5月28日ハイブリッド開催
公益社団法人土木学会 応用力学委員会
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2022年5月27日〜5月28日ハイブリッド開催

[2A07-12-05]冠雪荷重による部材損傷メカニズムの把握と対策工の検討

*栗原 幸也1、矢口 龍太1、長浜 義彦1、佐伯 昌之2(1. 東電設計株式会社、2. 東京理科大学)

キーワード:

送電用鉄塔、冠雪

豪雪地区の送電用鉄塔(以下,鉄塔)は, 部材上に冠雪が発生し,設計値以上の荷重が生じることで,部材変形や破断が発生することがある.冠雪が発生する鉄塔のほとんどは,厳寒期において頻繁な現地調査が困難な場所に建設されており,冠雪による部材変形の詳細なメカニズムは明らかになっていない.このため本稿では,実際の鉄塔に冠雪荷重を模擬した荷重を与え,部材の傾斜変化と冠雪荷重の関係を確認した.さらに,試験結果を表現するための解析モデルを構築し,解析モデル上にて冠雪荷重を防止するための方法を検討した.