第25回応用力学シンポジウム

第25回応用力学シンポジウム

2022年5月27日〜5月28日ハイブリッド開催
公益社団法人土木学会 応用力学委員会
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2022年5月27日〜5月28日ハイブリッド開催

[2B07-12-06]加振方向角の違いがステンレス製パネルタンクのバルジング振動に及ぼす影響

*白井 航太1、小野 泰介2、平野 廣和1、佐藤 尚次1(1. 中央大学、2. (株)エヌ・ワイ・ケイ)

キーワード:

ステンレス製パネルタンク、バルジング振動、加振方向角

ステンレス製パネルタンクは、短周期地震動によりタンク壁面構造体と内部の流体との連成振動であるバルジング振動が発生し,様々な被害がある.しかし、バルジングに関する設計基準は無く、この確立が求められている.そこで本論では、加振角をパラメータとして構造と流体を連成した時刻歴応答解析を行い、バルジング振動発生時のタンクの弱点を明らかにするものである。その結果、変位については加振方向角0°において最大になることが、応力に関しては加振方向に関わらず隅角部が弱点になることを明らかにした。