[22007-12-02]気象条件と避難方法を考慮した津波避難シミュレーション(シンポジウム講演概要)
*堀合 紳弥1、尾崎 壮一2、加藤 雅也1、武山 泰1、野島 和也3(1. 八戸工業大学大学院、2. 八戸工業大学、3. 日本工営株式会社)
キーワード:
津波数値シミュレーション、避難シミュレーション、冬季避難
内閣府が令和2年に公表した千島・日本海溝地震による被害想定では,2011年東日本大震災を超える規模の津波が発生し,人的・物的ともに甚大な被害が予想され,行政が指定する避難施設が使用できない事例が発生している.とくに青森県では,冬季間に発災した場合,降積雪による交通障害が発生し,地域住民の迅速な避難行動に影響を及ぼす可能性がある. そこで本研究では,青森県八戸市を対象とした津波遡上および避難行動について解析を行い,気象条件による速度変化や避難方法の選択割合による避難行動について検討する.
