[2-3]沖縄本島南部地下ダム流域の水利用と灌漑用水の営農効果に関する研究
*中野 拓治1、中村 真也1、仲田 雅輝2、玉城 勇人3、呉屋 麻里奈2(1.琉球大学農学部、2.内閣府沖縄総合事務局、3.農林水産省農村振興局)
キーワード:
地下ダム、灌漑用水、灌漑水質、水環境、営農効果
沖縄本島南部地下ダム流域では,灌漑利用によって工芸作物から野菜,花卉,果樹を主体とする作物体系に営農形態が変化しており,灌漑用水の営農効果として作物への灌水による収量安定効果とともに,施肥量の低減等を通じた営農経費の節減に寄与できることが示唆された.地下ダム止水壁によって貯留域で還元的な環境条件が生み出された結果,地下水の窒素濃度の低下が生じ,地下水中の空間濃度分布に関与しているものと推察される.