[3-29]白神山地周辺にみる森林の豊かさとスポンジ効果
*鍋島 晶1、佐藤 祐利1、沢田 明彦2,3、増本 隆夫1,2(1. 秋田県立大学生物資源科学部、2. 秋田県立大学大学院生物資源科学研究科、3. 秋田県農林水産部農地整備課)
キーワード:
白神山地、インテークレート試験、土壌水分曲線(保水曲線)、人工杉林、ブナ林
森林の浸透能力と土壌が持つ水分保持能力に着目し、まず森林下部が持つ保水力を評価した。さらに、樹木の遮断保水機能等を考慮するための森林植生や管理状態を関連づけて、森林全体の保水力の解析を試みた。その結果、各種森林にはある程度のスポンジ効果が見られ、特にそれが高く顕著なのは管理の行き届いた人工杉林であるといえた。さらに、保水性を考える上では、礫の存在が保水力に関連した森林の特徴であると推察した。