第53回日本小児循環器学会総会・学術集会

第53回日本小児循環器学会総会・学術集会

2017年7月7日〜7月9日アクトシティ浜松
日本小児循環器学会総会・学術集会
第53回日本小児循環器学会総会・学術集会

第53回日本小児循環器学会総会・学術集会

2017年7月7日〜7月9日アクトシティ浜松

[I-S02-02]小児領域における補助人工心臓の適応と限界

立石 実(東京女子医科大学 心臓血管外科)

キーワード:

小児、重症心不全、心移植

特に小児領域において「心臓移植」という出口が極めて限られた日本において、小児における補助人工心臓の適応は、多様な角度から検討されなければならない。成人と異なる点としては、成人より更に深刻なドナー不足、成長に伴う問題、疾患背景、小児特有の管理の困難さなどが挙げられる。2015年6月より小児用体外設置式補助人工心臓システムEXCOR Pediatricsが製造販売承認、保険償還されたが、植え込み施設と台数が限られているため、適応があっても治療が受けられない場合もあり、成人の体外式VADとは状況が全く異なる。またFontan術後など先天性心疾患の術後の場合、解剖学的な問題からVAD植え込み、移植の際に手技的な工夫を要する。欧米の報告と比較して、日本における小児領域の補助人工心臓適応と限界について考察する。