[KS1047-1]特別支援学校自立活動教諭の立場から
○古川章子(北海道手稲養護学校)
「障害のある子ども・その家族に,理学療法士・自立活動教諭として,自分は今,何をしなくてはならないのだろうか」,日々誰もが自問していると思う。そこに,専門の職としての「立ち位置や構え」を意識した仕事を省察している自分に出会うのである。
「おはよう」から「さようなら」までの,「教育」というフレームの「学校生活」の中で仕事をしている。「学びの場」での教育活動は「生活」でもある。「自立と社会参加」のために,子どもたちの「よりよく生きる」ための力を育てることを目指している。障害のある子どもたちは,「地域社会」というフレームで暮らしているという自覚が必要である。「教育」「学校生活」「学びの場」「地域社会」が,自立活動教諭の「立ち位置」である。
特別支援教育は,各教科等のほかに「自立活動」という領域が設定されている。特別支援学校学習指導要領には,「自立活動の時間における指導は,専門的な知識や技能を有する教師を中心として,全教師の協力の下に効果的に行われるようにするものとする。」とある。学校での「内部の専門家」が自立活動教諭の「構え」である。
北海道教育委員会が,「専門的な知識や技能を有する教師」として,理学療法士や作業療法士を「内部の専門家」としての自立活動教諭を配置した背景は,北海道の肢体不自由児の「療育」と「教育」の歴史を語る必要がある。
小野宣子(1990)「北海道肢体不自由児療育史」・川守田正康・他(1992)「北海道肢体不自由教育史」(日本肢体不自由児協会より発行)は,そこにフロンティアの不屈の精神と独自の創意そして理念を示している。北海道で「療育」に携わる者の「原動力」そのものである。「協働」とは,それぞれの専門性を踏まえ,そのもつ力を合わせ,共に相互に作用させる手段である。私たちは,歴史に学び,その使命感をもち,「今を生きる」障害のある子どもたちのために,「自己の専門性」を共に高め合うことが必要である。
『地域社会に暮らす障害のある子どもたちが「よりよく生きる」ことを目指すために』という問いを考えていきたい。
「おはよう」から「さようなら」までの,「教育」というフレームの「学校生活」の中で仕事をしている。「学びの場」での教育活動は「生活」でもある。「自立と社会参加」のために,子どもたちの「よりよく生きる」ための力を育てることを目指している。障害のある子どもたちは,「地域社会」というフレームで暮らしているという自覚が必要である。「教育」「学校生活」「学びの場」「地域社会」が,自立活動教諭の「立ち位置」である。
特別支援教育は,各教科等のほかに「自立活動」という領域が設定されている。特別支援学校学習指導要領には,「自立活動の時間における指導は,専門的な知識や技能を有する教師を中心として,全教師の協力の下に効果的に行われるようにするものとする。」とある。学校での「内部の専門家」が自立活動教諭の「構え」である。
北海道教育委員会が,「専門的な知識や技能を有する教師」として,理学療法士や作業療法士を「内部の専門家」としての自立活動教諭を配置した背景は,北海道の肢体不自由児の「療育」と「教育」の歴史を語る必要がある。
小野宣子(1990)「北海道肢体不自由児療育史」・川守田正康・他(1992)「北海道肢体不自由教育史」(日本肢体不自由児協会より発行)は,そこにフロンティアの不屈の精神と独自の創意そして理念を示している。北海道で「療育」に携わる者の「原動力」そのものである。「協働」とは,それぞれの専門性を踏まえ,そのもつ力を合わせ,共に相互に作用させる手段である。私たちは,歴史に学び,その使命感をもち,「今を生きる」障害のある子どもたちのために,「自己の専門性」を共に高め合うことが必要である。
『地域社会に暮らす障害のある子どもたちが「よりよく生きる」ことを目指すために』という問いを考えていきたい。
