一般社団法人資源・素材学会 平成27(2015)年度 春季大会

一般社団法人資源・素材学会 平成27(2015)年度 春季大会

2015年3月27日〜3月29日千葉工業大学 津田沼キャンパス
資源・素材学会 年次大会
一般社団法人資源・素材学会 平成27(2015)年度 春季大会

一般社団法人資源・素材学会 平成27(2015)年度 春季大会

2015年3月27日〜3月29日千葉工業大学 津田沼キャンパス

[2508]資源探査における大規模物理探査データ解析の現状と課題

松島潤1(1.東京大学大学院工学系研究科 エネルギー・資源フロンティアセンター)
司会: 土屋 範芳 (東北大)
物理探査の中でも、とりわけ主として石油探鉱に用いられる反射法地震探査においては、エレクトロニクス技術の進展により大規模データ(terabytesからpetabytes)の取得・記憶・処理・可視化・解釈が可能となり、2次元から3次元、さらに時間軸を加えた4次元へと地下の捉え方が進化してきた。また、データ取得技術の進展により、データの量的視点のみならず質の向上にも注力されてきており、歴史的には大規模ターゲットを対象として探鉱段階で適用されていた反射法地震探査は、小規模で複雑な探査ターゲットにおける探鉱や開発・生産段階でも適用されるようになってきた。このように主としてハードウェア技術の進展によりデータの大容量化と高品質化が達成されてきている一方で、データから上手に情報を引き出し多様な現場のニーズに応えることが出来るソフトウェア的要素は遅れているように感じられる。従来型の地質構造解釈に依存する定性的パラダイムを脱し、価値創造を指向する定量的パラダイムについて議論したい。