一般社団法人資源・素材学会 平成29(2017)年度春季大会

一般社団法人資源・素材学会 平成29(2017)年度春季大会

2017年3月27日〜3月29日千葉工業大学 津田沼キャンパス
資源・素材学会 年次大会
一般社団法人資源・素材学会 平成29(2017)年度春季大会

一般社団法人資源・素材学会 平成29(2017)年度春季大会

2017年3月27日〜3月29日千葉工業大学 津田沼キャンパス

[1415-23-09]探査範囲拡張のための地中レーダへの位相アレイ型アンテナ適用性に関する研究

菊地 海斗1、三ケ田 均1、武川 順一1(1. 京都大学)
司会: 濱中晃弘(九州大学)

キーワード:

地中レーダ、位相アレイ型アンテナ、ダイポールアンテナ、キルヒホッフマイグレーション、時間領域差分法

地中レーダは,地下数メートルの浅層を高解像度で探査する目的で広く使われてきた. 従来の地中レーダにはボウタイアンテナやダイポールアンテナが搭載されることが多いが, これらのアンテナは測線直下の構造物に対しての探査感度は高いものの,測線外の構造物に対しては有効とは言えず, 明確な地下構造を知るためには測線を密に設定しなければならない. 本研究では, 電磁波を指向性制御する位相アレイ型アンテナを地中レーダに搭載し, 測線外の探査を電気的に制御しながら行うことで探査効率を向上させることを目的としている. 筆者らの先行研究では, ダイポールアンテナと位相アレイ型アンテナの電磁波放射特性を比較し, 地中レーダ探査における位相アレイ型アンテナの有用性を確認した. 本研究では, 実際の探査を想定したモデルを構築し, 数値シミュレーションによりダイポールアンテナと位相アレイ型アンテナで測線間にあるターゲットの探査を行なった. その結果, 位相アレイ型アンテナを用いることでより正確な地下構造推定が可能であることが示された.