資源・素材2018(福岡)

資源・素材2018(福岡)

2018年9月10日〜9月12日福岡工業大学
資源・素材学会 年次大会
資源・素材2018(福岡)

資源・素材2018(福岡)

2018年9月10日〜9月12日福岡工業大学

[1501-04-01]産業技術総合研究所におけるCO2地中貯留研究開発 -地化学的観点からのキャップロックの遮蔽性能評価-

○徂徠 正夫1,2(1.二酸化炭素地中貯留技術研究組合、2.国立研究開発法人産業技術総合研究所)
司会:坂本 靖英(産業技術総合研究所)

キーワード:

CO2地中貯留、地化学反応、キャップロック、モニタリング、ジオメカニクス

産業技術総合研究所では、平成28年4月に計4社・2機関が参画して発足した二酸化炭素地中貯留技術研究組合において、貯留したCO2の低コストでのモニタリング技術や、水理-力学連成解析技術、地化学反応速度測定技術など、独自に有する優位性のあるコア技術を基にプロジェクトを推進している。実際の研究課題として、高精度の超伝導重力計を用いた苫小牧実証サイトでの「CO2長期モニタリング技術の開発」、地層の変形を連続的に測定する地中埋設型光ファイバーデータに基づいた地層安全性評価のための「ジオメカニクスモデリング手法の開発」、地化学反応を経た後もキャップロックが遮蔽性能を維持できるかどうかについて検証を行う「長期遮蔽性能評価技術の開発」等が挙げられる。本講演では、各研究課題の概要に加えて、特に長期遮蔽性能評価技術の詳細に焦点を当てる。具体的には、キャップロックの遮蔽性能を規定する因子として岩石内部の空隙構造(スロート径)および界面状態(接触角)に注目し、地化学反応がこれらの因子に及ぼす影響を評価する手法の検討状況について紹介を行う。