[1K0101-06-05]インドネシア・バンドン盆地周辺の地熱系における地熱流体の循環状態把握を目的とした地球化学的調査
○柏谷 公希1、Rahayudin Yudi1、Shoedarto Riostantieka1、弥富 文次1、多田 洋平1、Iskandar Irwan2、Sudarto Notosiswoyo2、小池 克明1(1. 京都大学、2. Bandung Institute of Technology)
司会:桑谷 立(海洋研究開発機構)、木崎 彰久(秋田大学)
キーワード:
地熱流体、地球化学、同位体、インドネシア
現在,発表者らの研究グループとインドネシア・バンドン工科大学の研究グループを中心として,地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)「インドネシアにおける地熱発電の大幅促進を目指した蒸気スポット検出と持続的資源利用の技術開発」を実施している。本研究の目的は地熱流体の流動経路として機能している断裂系を抽出し,その空間分布を把握する技術を開発し,地熱エネルギー利用の障害となっている探査,開発段階での初期コストを低減することである。研究サイトはバンドン盆地周辺の4箇所の地熱系(Wayang Windu, Patuha, Tampomas, Tangkuban Perahu)であり,プロジェクトの一環として地熱流体の循環状態把握を目的とした地球化学的指標を用いた検討も行っている。これまでに,炭素同位体比の分析結果などから盆地北側と南側の地熱系では地熱流体の循環状態が異なる可能性が示されており,本発表では,調査の実施状況やこれまでに得られている成果について概観する。
