[SY3-2]病院と薬局との地域連携のひとつの在り方―薬剤師を要とした慢性心不全の管理―
○寺島 純一1,2, 山田 哲也1, 坂口 輝洋2, 神原 貴博2, 長内 宏之2(1.公立陶生病院 医療技術局薬剤部 薬品情報室 主査, 2.公立陶生病院 循環器内科)

日本は世界でも有数の超高齢社会であり、今後も高齢化率は上昇するといわれている。これに伴って、高齢心不全患者が爆発的に増加するいわゆる心不全パンデミックの到来が予想されている。心不全は増悪と緩解を繰り返しながら進行し生命を脅かす臨床症候群であり、本邦の大規模研究であるJCARE-CARDにおいて心不全増悪による再入院率は6か月以内で27%、1年後では35%と報告されている。慢性心不全の再入院予防のため、入院患者には退院時に体重や症状等に関するセルフケア、セルフモニタリング指導が行われることが一般的であるが、患者任せの心不全管理は結果として再入院に繋がるケースも少なくない。
そこで公立陶生病院(以下、当院)では、当院の薬剤師と循環器内科医で協働し、地域に密着した医療の担い手として薬局薬剤師の協力の下で薬薬連携を地域医療のハブとした心不全管理プロトコルの運用に着手した。
保険薬局薬剤師が自宅で療養する心不全患者に寄り添い、体重や症状等の情報から能動的に心不全管理に関わることができるプロトコルとすることで、調剤や疑義照会を主体とした業務ではなく、退院後やお薬をお渡しした後のフォローを行うことを実現した。薬物治療の専門家としてもっと医療に「首を突っ込む」ことでより良い医療の提供に繋げたい。こうした思いで開始した薬剤師が中心的な役割を果たす心不全管理を通じて、これからの薬剤師の在り方について考えたい。
そこで公立陶生病院(以下、当院)では、当院の薬剤師と循環器内科医で協働し、地域に密着した医療の担い手として薬局薬剤師の協力の下で薬薬連携を地域医療のハブとした心不全管理プロトコルの運用に着手した。
保険薬局薬剤師が自宅で療養する心不全患者に寄り添い、体重や症状等の情報から能動的に心不全管理に関わることができるプロトコルとすることで、調剤や疑義照会を主体とした業務ではなく、退院後やお薬をお渡しした後のフォローを行うことを実現した。薬物治療の専門家としてもっと医療に「首を突っ込む」ことでより良い医療の提供に繋げたい。こうした思いで開始した薬剤師が中心的な役割を果たす心不全管理を通じて、これからの薬剤師の在り方について考えたい。
