2019 Fall Meeting

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Sep 11 - Sep 13, 2019University of Toyama
Atomic Energy Society of Japan
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Sep 11 - Sep 13, 2019University of Toyama

[3A11]Study on Hydrogen Generation by Gamma-ray Irradiation Using Various Cement Pasts

*Shoichi Ogawa1, Kumi Negishi 1, Masaya Ida1, Daisuke Hayashi2, Hitoshi Owada2(1. Taiheiyo Consultant, 2. RWMC)

Keywords:

Cement Pasts,Hydrogen Generation,Gamma-ray Irradiation,TRU Waste,Water to Cement ratio,G-Value

TRU廃棄物の地層処分では,廃棄体を廃棄体パッケージ内に収納し,廃棄体が移動しないようセメント系材料などを用いて廃棄体パッケージ内を充填することが考えられている。セメント系材料には水分が含まれ,廃棄物からの放射線による水素ガス発生が懸念される。セメント系材料からの水素ガス生成は主に含水率に依存すると考えられるが,水セメント比やセメント種類の影響に関する知見は少ない。そこで,これらの影響を把握することを目的に,セメントペーストを用い,60Coによるγ線照射を実施し,水素ガス発生量を測定した。G(H2)値は水セメント比が小さいほど低く、また、セメント種類の影響を受けることがわかった。各試料の水分量と水素発生量との関係において,試料が水分を含んでいても水素ガス発生が少ない領域があり,水素ガス発生が結晶水等の硬化セメント中の水の存在状態の影響を受けると考えられた。