Session Details

[PS]薬剤師セッション 「心リハスタッフが知っておきたい薬の知識 version 8.0 多職種で支える心不全診療〜症例で見る心リハ薬剤師の役割と連携〜」

Sat. Jul 18, 2026 3:05 PM - 4:45 PM JST
Sat. Jul 18, 2026 6:05 AM - 7:45 AM UTC
Room2 (International Conference Hall 2F)
座長:齋藤 秀輝(聖隷浜松病院循環器科)/吉国 健司(JCHO九州病院 薬剤部)
パネリスト:佐古 守人(東住吉森本病院 薬剤部 臨床薬剤科)/高橋 豊(社会医療法人社団カレスサッポロ 時計台記念病院 薬剤科)/中川 隼一(東京慈恵会医科大学附属 柏病院 薬剤部)/田中 雅幸(摂南大学薬学部/関西医科大学附属病院 薬剤部)/大津 友紀(福岡大学 薬学部/福岡大学病院 薬剤部)/大舘 祐佳(日産厚生会玉川病院)/櫻下 弘志(広島大学病院 薬剤部)/西垣 賢(関西メディコサン薬局)
心臓リハビリテーションは多職種が専門性を持ち寄り、患者の「その人らしい生」を支える医療である。本学術集会テーマに呼応し、本セッションでは心不全診療における薬剤師の役割を、入院から地域まで一気通貫の症例検討形式で整理する。
HFrEFの増悪症例を軸に、入院時面談では、処方薬のみならずOTC、NSAIDs、利尿薬の自己中断等を含めた「増悪因子の可視化」を行い、導入を見据えた「薬の引き算」を提案する。続いてFantastic Fourの導入・漸増では、薬剤を単なる数値改善の手段とせず、服用意義を患者の言葉で揃える工夫を議論する。特に、低血圧などによる「心リハの中断」は薬剤師介入のタイミングと考え、理学療法士等の他職種が迷う場面での薬学的アセスメントの共有方法を提示する。退院時には、保険薬局へのテレフォンフォローの実装や、腎機能・体重等の情報共有の型を具体化し、地域まで切れ目ない支援を構築する。
本セッションを通じ、他職種が薬剤師を巻き込む問いと、薬剤師がチームへ返す提案を整理し、高齢・併存疾患を抱える患者への外来心リハや遠隔支援にも応用可能な連携の視点を、参加者と共に深める場としたい。