[1278]BASIC STUDY ON ELECTRICAL RESISTANCE OF MORTAR SPECIMENS OBTAINED BY TWO-ELECTRODE METHOD
Daiki FUKUGAMI1, Shinya UCHIDA2, Toshiro KAMADA1, Masaya OHASHI2(1.大阪大学工学研究科地球総合工学専攻 2.立命館大学理工学部環境システム工学科)
本研究では,水セメント比が35,50,65%のモルタル供試体を対象として,二電極法により得られる電気抵抗に影響を及ぼす印加電圧,電極形状,電極間距離の影響を把握するとともに,二電極法の測定結果と四電極法および4プローブ法の測定結果との比較を試みた。その結果,今回設定した計測条件(印加電圧,電極形状,電極間距離)全てが二電極法の測定結果に影響を与えることが明らかとなった。また,二電極法,四電極法,4プローブ法の測定結果には差異が見られ,二電極法により電気抵抗を計測する場合は,接触抵抗の影響を大きく受けることから,この影響を低減する工夫が必要になることがわかった。
