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[CPGC-2]Treatment of single crowns or bridges using digital impressions
*Akira Nishiyama1 (1. General Dentistry, Graduate School of Medical and Dental Science, Institute of Science Tokyo)
Keywords:
デジタルデンティストリー,デジタルスキャニング,クラウンブリッジ
近年，デジタル技術の進歩によって，歯科医療においてもデジタル技術を用いた「デジタルデンティストリー」が主流となりつつあります．口腔内スキャナーを用いて三次元的に支台歯等の形状を計測し，データとして記録する印象法，すなわち光学印象採得もデジタルデンティストリーの一端を担うものといえます．2024年度よりCAD/CAMインレー治療に対する光学印象採得が保険収載されたことにより，すでに保険収載されているCAD/CAM冠など，他の歯科治療においても今後さらに光学印象採得の保険適応が拡大してゆくと考えられます．その中でも，固定性補綴装置（クラウン・ブリッジ）の光学印象採得に対する保険収載は早期に望まれるところといえます．この度，日本補綴歯科学会診療ガイドライン委員会では，CAD/CAM冠の製作における光学印象採得の診療の有効性について検討しましたので報告させていただきます．