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[HS2]Management of oral hypofunction and sarcopenia assessment in collaboration with dental hygienists

*Yasuhiro Nishi1 (1. Department of Oral and Maxillofacial Prosthodontics, Kagoshima University Graduate School)
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Keywords:

口腔機能低下症,サルコペニア評価,歯科衛生士

保険収載されて6年経過した口腔機能低下症の検査・診断による口腔機能管理は,実施状況は低いことが報告されています。検査のための機器の購入費用の工面や検査時間の確保,口腔機能の管理方法の理解不足等が,実施状況の低さに関係しているようです。しかし,ひとたび機器が揃えば,検査する態勢を歯科衛生士とともに実施しながらその施設の状況に合わせて整えていくことでうまく実施できることを聞いています。
 私たちは,研究的な目的で口腔機能の検査に加えて,サルコペニアとフレイルの心身状態の評価を歯科衛生士とともに行ってきましたが,患者さんには身体評価も一緒に行うことで健康維持に対する歯科医療従事者の協力を感じ,感謝されることが多々あります。現状として,高齢者にとって身体状態を把握する機会は多くは無いので,口腔機能の経時的な計測とともに身体状況の経時的状況を知ることは,歯科から健康寿命の延伸に寄与できる1つの方法であると考えています。高価な体組成計による厳密なサルコペニア評価だけでなく,簡易型の体組成計を用いて評価することも行えるように準備します。
 口腔機能管理とは口腔機能の向上と維持を図らなければならいと重く捉えずに,このハンズオンセミナーで,患者と歯科衛生士と一緒に健康を考えていくスタンスでこれらの検査ができる様になっていただきたいと考えます。