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[CC-3]Denture permanence and adaptability to change: swing wedge attachments and laser welding

*Ginga Suzuki1, Naohiko Harada2 (1. Department of Oral Rehabilitation and Prosthodontics, Tsurumi University School of Dental Medicine, 2. Tsurumi University Dental Hospital, Dental Technician Training Institute)
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Keywords:

スウィングウェッジアタッチメント,サベイドクラウン,レーザー溶接

近年,我が国では平均寿命のみならず健康寿命も延伸しており,仕事や趣味に意欲的で,社会活動にも積極的な高齢者が今後さらに増加すると考えられる.このような,いわゆるアクティブシニアに対する補綴治療には何が求められるのであろうか.
患者のQOLを高めるためには,個々の患者希望に応じた補綴治療を提供し,さらにその状態を長期間維持することが重要である.そこで今回,下顎両側遊離端欠損症例に対してスウィングウェッジアタッチメントを用いた金属床義歯を製作したため報告する.
患者は72歳の女性,上下顎欠損部への補綴治療を希望して来院した.治療希望として,下顎には審美性を重視した義歯の製作を,上顎義歯については現状の義歯を継続使用したいとの申し出があった.下顎義歯新製にあたり咬合平面の不正を認めたが,上顎金属床義歯の支台装置を切断・レーザー溶接技術を用いて理想的な位置に支台装置を溶接することで,上顎義歯を新製せずに咬合平面を是正した.スウィングウェッジアタッチメントはパーツを回転させることで支台歯に側方力を加えることなく着脱が可能であり,装着から4年6か月が経過した現在でも,残存歯および歯周組織の状態は良好に維持されている.
本症例では,アクティブシニアに対し審美性に配慮しつつ,義歯および残存組織の永続性を考慮した補綴治療を行った.今後も定期的なメインテナンスにより良好な状態を保ちつつ,やむを得ない変化に対してはレーザー溶接による対応をすることで,患者のより積極的な社会活動を支える一助になると考えられる.