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[ES7-2]Evening Session 7

*Sayaka Nagao-Sato1 (1. Shizuoka Graduate University of Public Health)
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栄養疫学・栄養教育の視点から―フレイル・サルコペニアを予防する食事とその実践―
 栄養とは,食事を食べ,その成分を消化吸収して体内で代謝し,成長や発達,生命の維持に役立たせることである。栄養学分野の黎明期においては,エネルギーがたんぱく質・脂質・炭水化物から得られることや,ビタミン・ミネラル類の過不足によって疾病の発症や体の状況に影響を与えることが,疫学の手法を用いて示されてきた。現在の日本では,おおむね自立した日常生活を営んでいる者を対象に,健康の保持・増進を図るうえで重要なエネルギーおよび栄養素について,何をどのくらい食べたら良いかを示した食事摂取基準が策定されている。この食事摂取基準の対象者には生活習慣病やフレイルに関する危険因子を有している者も含まれるが,疾患や疾患に関する高いリスクを有する者に対しては,その疾患の治療ガイドライン等の栄養管理指針を用いる。栄養士は,対象者にあわせてこれらの基準を参照しながら食事摂取状況をアセスメントし,より良い食事の摂取を目指して対象者が実現可能なアドバイスを提供する。
 本講演では,フレイル・サルコペニアと栄養の関連について現在までの研究を概説し,その予防のための食事状況のアセスメントツールを紹介する。そして,事例を用いた簡単なワークをとおして食事状況の課題を把握し,その改善を促すためのひとことアドバイスを考える。これらの講演とワークによって,明日から歯科診療室でできるフレイル予防のための食事アドバイスができるようになることを目指す。