Presentation Information
[ES8-3]Evening Session 8
*Takahiro Shimizu1 (1. Department of Removable Partial Denture Prosthodontics, Tokyo Dental College)
近年,デジタルデンティストリーの発展は目覚ましく,その中核ともいえる口腔内スキャナーは広く普及しつつある.口腔内スキャニングから固定性補綴装置のみならず可撤性補綴装置においても製作が試みられており,多数歯欠損を想定した部分欠損歯列に対する口腔内スキャニングの精確さに関する研究が増えている.
部分欠損歯列における口腔内スキャニングでは,顎堤部は残存歯部と比較して精確さが低下するという報告がある.これは,スキャニング時に画像を連続的に繋ぎ合わせるスティッチングという処理により,広範囲かつ平坦な面へのスキャニングの誤差が発生するためであると考えられる.そのため,補綴装置の製作において,支台歯間の距離や欠損部顎堤の状態によりスキャニングに誤差が生じる可能性がある.
日本補綴歯科学会第131回学術大会で,部分欠損歯列顎堤に対する口腔内スキャニングの精確さ向上を図る手法に関して報告した.その手法は,乾燥パスタで製作したマーカーを顎堤部に付与しスキャニングを行うというもので,スティッチングの誤差を減少させることで顎堤部におけるスキャニングの精確さが向上することが明らかとなった.
今回,本手法の具体的なテクニックについて解説するとともに,口腔内スキャナーの基本原理を整理する.さらに,スティッチングの処理に焦点を当て,多数歯欠損を想定した場合のスキャニングにおける問題点および改善策を,皆様と多角的に議論したい.
部分欠損歯列における口腔内スキャニングでは,顎堤部は残存歯部と比較して精確さが低下するという報告がある.これは,スキャニング時に画像を連続的に繋ぎ合わせるスティッチングという処理により,広範囲かつ平坦な面へのスキャニングの誤差が発生するためであると考えられる.そのため,補綴装置の製作において,支台歯間の距離や欠損部顎堤の状態によりスキャニングに誤差が生じる可能性がある.
日本補綴歯科学会第131回学術大会で,部分欠損歯列顎堤に対する口腔内スキャニングの精確さ向上を図る手法に関して報告した.その手法は,乾燥パスタで製作したマーカーを顎堤部に付与しスキャニングを行うというもので,スティッチングの誤差を減少させることで顎堤部におけるスキャニングの精確さが向上することが明らかとなった.
今回,本手法の具体的なテクニックについて解説するとともに,口腔内スキャナーの基本原理を整理する.さらに,スティッチングの処理に焦点を当て,多数歯欠損を想定した場合のスキャニングにおける問題点および改善策を,皆様と多角的に議論したい.
