Presentation Information
[LS2]Strategic Use of Denture Adhesives in Advanced Prosthodontic Care
*Kenichi Matsuda1,2 (1. HILIFE Denture Clinic Osaka Umeda, 2. Kansai Branch)
Keywords:
義歯の3要素から考える義歯安定剤の役割,歯安定剤に関するエビデンス,義歯安定剤の使用を勧める症例
歯科医師にとって義歯安定剤は、「適切な義歯が製作されていれば不要なもの」、「義歯臨床が不得意な場合に勧めるもの」、あるいは「不適合義歯への応急的な対応」といった否定的なイメージを持たれがちである。
しかし実際の臨床においては、補綴専門医であっても一定の条件下では義歯安定剤の使用を推奨する場面が存在する。本セミナーでは、義歯安定剤を感覚的に否定・肯定するのではなく、適切な臨床的判断に基づいた一つの選択肢として再考することを目的として、講演を行いたい。
まず、義歯の3要素(支持・把持・維持)の観点から義歯安定剤が果たす役割を整理し、何のために義歯安定剤が必要なのか?を考察してみたい。
続いて、補綴専門医が知っておくべき、近年の義歯安定剤の有効性に関するエビデンスを紹介する。その上で、義歯臨床において「あえて使用を考慮すべき場面」とはどのような症例かを具体的に供覧したい。
義歯安定剤の役割を理解して、患者に正しく勧めることは、義歯の機能性の向上のみならず、患者のQOLの向上や心理的な安心感にも繋がる重要な要素である。
さらに、臨床現場で不可欠となる義歯安定剤の正しい使用方法、および患者への適切な説明と指導のポイントについても詳しく解説する。
本講演を通じて、義歯安定剤を単なる応急的な対処法としてではなく、患者の満足度を高めるための有効なツールとして戦略的に活用するための指針を示したい 。
しかし実際の臨床においては、補綴専門医であっても一定の条件下では義歯安定剤の使用を推奨する場面が存在する。本セミナーでは、義歯安定剤を感覚的に否定・肯定するのではなく、適切な臨床的判断に基づいた一つの選択肢として再考することを目的として、講演を行いたい。
まず、義歯の3要素(支持・把持・維持)の観点から義歯安定剤が果たす役割を整理し、何のために義歯安定剤が必要なのか?を考察してみたい。
続いて、補綴専門医が知っておくべき、近年の義歯安定剤の有効性に関するエビデンスを紹介する。その上で、義歯臨床において「あえて使用を考慮すべき場面」とはどのような症例かを具体的に供覧したい。
義歯安定剤の役割を理解して、患者に正しく勧めることは、義歯の機能性の向上のみならず、患者のQOLの向上や心理的な安心感にも繋がる重要な要素である。
さらに、臨床現場で不可欠となる義歯安定剤の正しい使用方法、および患者への適切な説明と指導のポイントについても詳しく解説する。
本講演を通じて、義歯安定剤を単なる応急的な対処法としてではなく、患者の満足度を高めるための有効なツールとして戦略的に活用するための指針を示したい 。
