Presentation Information
[LS8]Scientific information on FINESIA(R) implant and treatment strategy for clinical cases with low bone quality
*Shinichiro Kuroshima1 (1. Department of Fixed and Regenerative Prosthodontics, Division of Oral Functional Science, Faculty of Dental Medicine, Hokkaido University)
Keywords:
配向型インプラント,骨質,広範囲顎骨支持型装置
2017年,歯工産学連携により開発・上市されたFINESIA®インプラントは配向型スレッドデザインであり,基礎的研究を基盤として,荷重環境下で骨質の向上が期待されるデンタルインプラントである.2023年にはミクロ〜ナノ構造を有するブラスト&酸エッチング処理で表面性状が改質された結果,極めて良好な骨結合を達成することが可能となった.骨質には種々の考え方があるものの,世界的な基準としては,骨微細構造,骨代謝回転,石灰化,ならびに損傷の蓄積として定義されており,以前のような骨密度依存概念ではなく,骨芽細胞,破骨細胞,骨細胞などの骨関連細胞が主体となって構成されている.
一方,良性腫瘍,顎骨壊死,ならびに悪性腫瘍などで広範囲に顎骨が切除され,腓骨を中心として再建された部位では,外科的治療,放射線治療,ならびに化学療法などで骨質が大きく劣化していること,また,大きな顎骨欠損に起因して患者の生活の質(QOL)や口腔関連QOLが著しく低下していることから,保険収載されている歯科インプラント治療を応用した広範囲顎骨支持型装置は,さまざまなことを考慮した上で行うべき補綴歯科治療術式であると思われる.
本講演では,配向型インプラントの特徴や優位性に関して,基礎的研究を基盤とした最新の科学的情報をお伝えするとともに,ティッシュレベルインプラントの特徴に加え,骨質が劣化していると考えられる症例への歯科インプラント治療に関する情報をご提供する.本セミナーが先生方にとって有益な情報取得になれば幸いである.
一方,良性腫瘍,顎骨壊死,ならびに悪性腫瘍などで広範囲に顎骨が切除され,腓骨を中心として再建された部位では,外科的治療,放射線治療,ならびに化学療法などで骨質が大きく劣化していること,また,大きな顎骨欠損に起因して患者の生活の質(QOL)や口腔関連QOLが著しく低下していることから,保険収載されている歯科インプラント治療を応用した広範囲顎骨支持型装置は,さまざまなことを考慮した上で行うべき補綴歯科治療術式であると思われる.
本講演では,配向型インプラントの特徴や優位性に関して,基礎的研究を基盤とした最新の科学的情報をお伝えするとともに,ティッシュレベルインプラントの特徴に加え,骨質が劣化していると考えられる症例への歯科インプラント治療に関する情報をご提供する.本セミナーが先生方にとって有益な情報取得になれば幸いである.
