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[O2-5]A survey on the relationship between tongue condition and oral function

*Atsushi Shimada1,2, Momoko Shimada1, Minami Sagara1 (1. Tokyo Branch, 2. Department of Comprehensive Dentistry, Nihon University School of Dentistry)
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【目的】
 演者は顎関節症を成人期の口腔機能障害として捉え,18歳~50歳代の成人期顎関節症患者における口唇閉鎖力,舌圧を測定したところ,多くの被験者で基準値より低い値を示したことを第35回日本顎関節学会学術大会にて報告した1).すなわちすべての年代において口腔機能障害を早期に発見し適切な対応を行うことが重要であると思われる.しかし口腔機能発達不全症や口腔機能低下症では自覚症状がないため,その診断には歯科医院などで医療者が評価することが必要となっている.一方,顎関節症においても口腔機能障害が併発しているかどうかを舌圧,口唇閉鎖力などの口腔機能検査で把握することが有用と思われるが,経費の点などからも容易ではないのが現状である.しかし,歯科検診など様々な場面において容易に口腔機能障害の可能性をみつける手段があれば,早期に口腔機能管理を行うことが可能となり健康寿命の延長により寄与できるのではないかと思われる.そこで東洋医学において舌診があるように舌を診ることで口腔機能障害を容易に発見する可能性があるのではないかと考え,今回,顎関節症患者における舌の状態と舌圧を含めた口腔機能との関係について調査した.
【方法】
 対象は2025年1月~12月の間に当院に来院し顎関節症と診断された19歳から60歳代の患者40名である.初診時に通常の顎関節症検査により顎関節症と診断し,口腔機能検査として舌圧,口唇閉鎖力の測定.また身体症状に関する負担感を評価するためSomatic Symptom Scal-8(SSS-8)も行った.また舌の状態については初診時の顎関節症検査時に舌を前に出すよう指示し,突出具合等を視診および写真撮影により評価した.
【結果と考察】
 今回わかりやすい指標として舌の突出具合について検討したところ,舌の突出具合が少ない者は舌圧,口唇閉鎖力が標準値より低く,開口距離も少ない傾向にあった.ただ個人差が大きいこと,突出時に偏位したり,震えるものも確認されたことから,舌質などとの関連についても検討する必要があると思われた.
【参考文献】
1) 島田淳.顎関節症患者の舌圧と口唇閉鎖力に関する検討. 日顎誌2022; 34:120.