Presentation Information
[O4-1]Treatment Sites and Defect Patterns in the Implantology Department
*Tatsuya Kimura1, Tatsuki Kato1, Kiyoko Mikami1, Yuka Hasegawa1, Shibuya Mitsuhiro1, Tetsuji Nakamoto1 (1. Department of Maxillofacial Implant, Asahi University School of Dentistry)
【目的】
近年,喪失歯を有する者はすべての年齢層で減少傾向にある.令和6年の歯科疾患実態調査¹⁾では,前回調査と比較して20本以上の自分の歯を有する者の割合は概ね増加傾向であったと報告されている.一方で,インプラント装着者の割合は最も高い年齢層で7%前後を占め,調査回を追うごとに多くなっている.欠損補綴の選択肢としてのインプラント治療の需要がどの欠損部位にあるのか,どの年齢層に多いのか,欠損形態はどのようなものか大学付属インプラント専門診療科で調査することを目的とした.
【方法】
対象者は2019年4月1日から2024年9月30日までの期間に大学付属診療施設の口腔インプラント専門診療科で初診来院した患者の中からインプラント補綴治療に着手したものとし,年齢・性別などの人口統計学的項目および欠損分類などを解析した.【結果と考察】
インプラント補綴治療に着手した患者は5年間で489名,そのうち女性266名(54.4%),男性223名(45.6%)であった.平均年齢は55.9歳であり,50代および60代が大半を占めていた.インプラント治療部位として最も多いのは下顎第一大臼歯であり,以下,下顎第二大臼歯,下顎第二小臼歯,上顎第一大臼歯の順であった.初診時の欠損形態についてEichnerの分類ではA2が最も多く,次いでB1,A3,B2の順であった.欠損している部位として下顎第一大臼歯,下顎第二大臼歯が多いことと咬合支持域の喪失がA2からB1順で拡大しているという結果は概ね妥当であると考える.令和6年の歯科疾患実態調査では,8020達成者の割合は75歳以上85歳未満の20本以上の歯を有する者の割合から61.5%と推定されており,前回よりも10%程度高くなっている.全体的な傾向として喪失歯は有するものの,残存歯が比較的多く咬合支持が残っているものが多いということとなり,今回の結果と概ね一致していると考える.
【参考文献】
1)厚生労働省.令和6年度歯科疾患実態調査の概要.
近年,喪失歯を有する者はすべての年齢層で減少傾向にある.令和6年の歯科疾患実態調査¹⁾では,前回調査と比較して20本以上の自分の歯を有する者の割合は概ね増加傾向であったと報告されている.一方で,インプラント装着者の割合は最も高い年齢層で7%前後を占め,調査回を追うごとに多くなっている.欠損補綴の選択肢としてのインプラント治療の需要がどの欠損部位にあるのか,どの年齢層に多いのか,欠損形態はどのようなものか大学付属インプラント専門診療科で調査することを目的とした.
【方法】
対象者は2019年4月1日から2024年9月30日までの期間に大学付属診療施設の口腔インプラント専門診療科で初診来院した患者の中からインプラント補綴治療に着手したものとし,年齢・性別などの人口統計学的項目および欠損分類などを解析した.【結果と考察】
インプラント補綴治療に着手した患者は5年間で489名,そのうち女性266名(54.4%),男性223名(45.6%)であった.平均年齢は55.9歳であり,50代および60代が大半を占めていた.インプラント治療部位として最も多いのは下顎第一大臼歯であり,以下,下顎第二大臼歯,下顎第二小臼歯,上顎第一大臼歯の順であった.初診時の欠損形態についてEichnerの分類ではA2が最も多く,次いでB1,A3,B2の順であった.欠損している部位として下顎第一大臼歯,下顎第二大臼歯が多いことと咬合支持域の喪失がA2からB1順で拡大しているという結果は概ね妥当であると考える.令和6年の歯科疾患実態調査では,8020達成者の割合は75歳以上85歳未満の20本以上の歯を有する者の割合から61.5%と推定されており,前回よりも10%程度高くなっている.全体的な傾向として喪失歯は有するものの,残存歯が比較的多く咬合支持が残っているものが多いということとなり,今回の結果と概ね一致していると考える.
【参考文献】
1)厚生労働省.令和6年度歯科疾患実態調査の概要.
