Presentation Information
[P-9]Examination of the distance between middle of glabella and subnasal using noncontact three-dimensional measurement device.
*Yuko Watarai1, Naoki Asanuma1, Tatsuhiro Suzuki1, Momoka Kawana2, Kotono Nagata2, Tomonori Niitsuma2, Fumi Mizuhashi1,2 (1. Department of Removable Prosthodontics, The Nippon Dental University School of Life Dentistry at Niigata, 2. Functional Occlusal Treatment, The Nippon Dental University Graduate School of Life Dentistry at Niigata)
【目的】
デジタル技術を応用した補綴治療は発展しており,CAD/CAM技術を応用した義歯製作が可能である.しかし,咬合採得の方法についてはデジタル化が確立されていない.これまで,高齢者における非接触型三次元形状計測装置を用いた顔面計測において,非接触型三次元形状計測装置を固定して用いることで,実測値と差のない測定値が得られることを報告した.また,計測時の三次元顔貌データは,鼻下点・オトガイ間距離,瞳孔・口裂間距離の測定時には,側面観より正面観の三次元顔貌データを用いた方が有用である可能性について報告した.本研究の目的は,眉間正中点・鼻下点間距離における非接触型三次元形状計測装置を用いた顔面計測の検討することである.
【方法】
被験者は,日本歯科大学新潟病院に通院している65歳以上の患者6名(男性3名,女性3名,平均年齢78.5歳±5.0歳)とし,研究の主旨を説明し,同意を得た上で行った.被験者には座位,自然頭位の状態で咬頭嵌合位を保つように指示し,非接触型三次元形状計測装置を用いて顔貌のスキャンを行った.スキャンは,非接触型三次元形状計測装置を顔貌から30cm離れた位置に固定し,回転椅子に座った被験者を1秒間に45度回転させて行った.測定項目は眉間正中点・鼻下点間距離とし,額と顔貌の側面に,測定時のキャリブレーションができるように紙製ノギスを貼付した.スキャン後構築された三次元顔貌データの正面観と側面観において,画像解析ソフト(ImageJ®)を用いて眉間正中点・鼻下点間距離を測定し,実測値と比較検討した.測定はそれぞれ3回行い,それぞれの平均値を求め分析に用いた.測定結果の分析には,実測値,正面観と側面観における眉間正中点・鼻下点間距離に対して一元配置分散分析を行った.
【結果と考察】
正面観の眉間正中点・鼻下点間距離の平均値は72.78㎜,側面観の眉間正中点・鼻下点間距離の平均値は72.6㎜,実測値の眉間正中点・鼻下点間距離の平均値は72.75㎜であった.3条件間に有意な差は認められなかったが,正面観の方が,実測値に近い値を示した.本研究の結果から,非接触型三次元形状計測装置を固定して用いて咬合高径の決定を行う際には,三次元顔貌データ上の正面観を用いた方が有用である可能性が示唆された.
デジタル技術を応用した補綴治療は発展しており,CAD/CAM技術を応用した義歯製作が可能である.しかし,咬合採得の方法についてはデジタル化が確立されていない.これまで,高齢者における非接触型三次元形状計測装置を用いた顔面計測において,非接触型三次元形状計測装置を固定して用いることで,実測値と差のない測定値が得られることを報告した.また,計測時の三次元顔貌データは,鼻下点・オトガイ間距離,瞳孔・口裂間距離の測定時には,側面観より正面観の三次元顔貌データを用いた方が有用である可能性について報告した.本研究の目的は,眉間正中点・鼻下点間距離における非接触型三次元形状計測装置を用いた顔面計測の検討することである.
【方法】
被験者は,日本歯科大学新潟病院に通院している65歳以上の患者6名(男性3名,女性3名,平均年齢78.5歳±5.0歳)とし,研究の主旨を説明し,同意を得た上で行った.被験者には座位,自然頭位の状態で咬頭嵌合位を保つように指示し,非接触型三次元形状計測装置を用いて顔貌のスキャンを行った.スキャンは,非接触型三次元形状計測装置を顔貌から30cm離れた位置に固定し,回転椅子に座った被験者を1秒間に45度回転させて行った.測定項目は眉間正中点・鼻下点間距離とし,額と顔貌の側面に,測定時のキャリブレーションができるように紙製ノギスを貼付した.スキャン後構築された三次元顔貌データの正面観と側面観において,画像解析ソフト(ImageJ®)を用いて眉間正中点・鼻下点間距離を測定し,実測値と比較検討した.測定はそれぞれ3回行い,それぞれの平均値を求め分析に用いた.測定結果の分析には,実測値,正面観と側面観における眉間正中点・鼻下点間距離に対して一元配置分散分析を行った.
【結果と考察】
正面観の眉間正中点・鼻下点間距離の平均値は72.78㎜,側面観の眉間正中点・鼻下点間距離の平均値は72.6㎜,実測値の眉間正中点・鼻下点間距離の平均値は72.75㎜であった.3条件間に有意な差は認められなかったが,正面観の方が,実測値に近い値を示した.本研究の結果から,非接触型三次元形状計測装置を固定して用いて咬合高径の決定を行う際には,三次元顔貌データ上の正面観を用いた方が有用である可能性が示唆された.
