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[P-147]Examination of prosthodontic inspections expected of prosthodontic specialist Part1
As part of team-based care with dental hygienists

*Maki Ito1, Taeko Masuda2, Yufuko Iikura2, Izumi Yoshida2, Yuna Masuda2, Kentaroh Nakamura1,3, Yasunori Ayukawa3 (1. Tokai Branch, 2. Kansai Branch, 3. Section of Implant & Rehabilitative Dentistry, Division of Oral Rehabilitation, Faculty of Dental Science, Kyushu University)
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【緒言】
 補綴歯科治療は欠損や咬合状態,支台歯の状況などから補綴装置の選択,その術式や治療期間が大きく異なる.それゆえに,治療前に歯科医師が治療難易度を推し量ることは論を俟たないが,患者対応や診療補助を担う歯科衛生士もその必要性を感じている. 翻って,診断を確定するうえで,的確な医療面接や診察,検査が要求される.しかしながら,歯科医師は医療面接と診察に時間を割かれ,検査にまで対応が追いついているとは言いがたい. そこで,われわれ歯科衛生士は補綴歯科専門医とのチーム医療の一環として,治療難易度を予測する検査も含めた検査一般を担当する診療スタイルに取り組んでいる.とくに,日本補綴歯科学会が提唱する症型分類は,補綴歯科治療を要する全患者に対して実施することで,円滑なインフォームドコンセントが可能となっている. 今回は,症型分類に基づく症例の病態OSQYと総合的な治療難易度CTDの実践状況について報告する.
【治療内容】
 症例の病態を表すOSQYと総合的な治療難易度を示すCTDを評価するためには,症型分類Ⅰ-1(口腔内の状態),症型分類Ⅰ-2(身体社会的状態),症型分類Ⅰ-3(口腔関連QOL),症型分類Ⅰ-4(精神心理学的評価)とする検査が必要とされる.これらの検査は歯科衛生士の担当業務としている. 症例分類Ⅰー1については部分歯列欠損,歯質欠損,無歯顎とそれぞれの欠損状況に異なる診査表を用い,診査項目ごとの難易度を歯科医師は評価する.その評価に際して,歯科衛生士が口腔内写真,歯周病基本検査,画像検査データ,研究用模型を用意している.アンケート方式である症型分類Ⅰ-2,Ⅰ-3およびⅠ−4については歯科衛生士が医療面接を担当している.そして歯科医師がOSQYを算定,CTDを評価する.
【経過ならびに考察】
 治療前の補綴検査にて得られた症例の病態および治療難易度について歯科医師,歯科衛生士,歯科技工士が共通認識を深め,かつ効果的なインフォームドコンセントが可能と考えている.症例の病態OSQYと総合的な治療難易度CTDを歯科衛生士とのチーム医療の一環とすることで,補綴歯科専門医が求める補綴歯科治療の質の保証につながると考えている.