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[P-17]Clinical application of removable partial denture frameworks fabricated by repeated laser sintering and milling with a Co-Cr alloy

*Shinji Sato1, Shugi Ji1, Mitsuki Masumoto1, Daisuke Kurihara1, Hidemasa Shimpo1, Yasunori Suzuki1, Chikahiro Ohkubo1 (1. Department of Oral Rehabilitation and Prosthodontics, Tsurumi University School of Dental Medicine)
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【緒言】
 従来,パーシャルデンチャーフレームワークは鋳造により製作されているが,作業工程は煩雑であり,歯科技工士の経験や技術に大きく依存している.近年,CAD/CAM技術の進歩からミリングや積層造形によるフレームワーク製作が行われるようになってきた.積層造形は複雑な形態,アンダーカット,中空構造の造形も可能であるが,ミリングと比較して表面形状が粗く,高い適合精度が要求されるクラスプの適合不良が懸念されている1).そこで積層造形とミリング加工を併用したハイブリッド加工の導入が検討されている.今回,コバルトクロム合金粉末を用いたハイブリッド加工で製作したフレームワークを有するパーシャルデンチャーの4症例に対して経過観察を行った.
【症例の概要・治療内容】
 片側中間欠損から両側遊離端欠損までの4名の部分歯列欠損患者に対して適用した.通法に従い,精密印象採得,咬合採得後に作業用模型をラボスキャナーによりスキャンし,CAD(DISISTELL)によりフレームワークの設計を行った.設計データを三次元積層造形機器(LUMEX Avance,松浦機械製作所)に転送し,50㎛Co-Cr-Mo合金粉末を用いて積層造形とミリングを組み合わせたハイブリッド加工を行った.なお,残存歯との接触面および口腔側露出部をミリング加工し,その他の義歯床に包含される部分は積層造形処理面とした.フレームワーク完成後は通法通り義歯床用レジンを塡入,重合し完成した.
【経過ならびに考察】
 義歯装着から2~3年経過するが,4症例ともフレームワークに破損,変形や変色等の異常は特に認められず,現在も問題なく継続使用されている.短期間の経過であるが,コバルトクロム合金粉末を用いたハイブリッド加工床義歯は臨床上大きな問題は認められず,従来の鋳造床義歯と同等の義歯機能を有することが確認できた.
【参考文献】
1)Nakata T, Shimpo H, Ohkubo C. Clasp fabrication using one-process molding by repeated laser sintering and high-speed milling. J Prosthodont Res 2017;61:276-282.
(発表に際して患者・被験者の同意を得た)