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[P-35]Skin viscoelasticity as a predictor of optimal facial prosthesis design using 4D facial expression modeling.

*Yu Yamada1, Fumi Yoshioka1, Shogo Ozawa1, Ryohei Matukawa1, Masaki Hata1, Shintaro Sugiyama1, Jun Takebe1 (1. Department of Removable Prosthodontics, School of Dentistry, Aichi-Gakuin University)
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【目的】
 我々は適合性の高いエピテーゼを製作するため,4D顔面表情運動モデルを開発してきた1).4D顔面表情運動モデルを用いて製作されたエピテーゼは審美性や適合性が向上したが,エピテーゼの最適な形態は個人差があった.本研究では顔面皮膚の粘弾性に着目し,健常参加者と顔面欠損を有する参加者を対象に,顔面皮膚の性状の一つである粘弾性と実験用エピテーゼの適合性との関係を検討した.
【方法】
 本研究に同意が得られた健常参加者30名および顔面欠損を有する参加者7名に対し(承認番号:No,592),無表情と笑顔のスキャンデータを取得後, 4D顔面表情運動モデルを作成した.無表情を0%,笑顔を100%とし,30%,50%,70%の3つのデータを選択した.30%のデータを用いて造形した作業用模型を基に製作した実験用エピテーゼをS30 とし,以下 S50,S70 の3つのエピテーゼを製作した.エピテーゼの適合性の評価は,脱落試験を用いて評価し,脱落するまでの時間が最も長いエピテーゼを適合良好とした.S30で適合が良好であった参加者をF30とし,以下,F50,F70とし,適合性をもとに参加者を3つのグループに分類した.皮膚の粘弾性の測定には,皮膚粘弾性測定装置を用いた.弾性の指標としてR5(Ur/Ue),R7(Ur/Uf),粘性の指標としてR6(Uv/Uf)を用いて,各グループ間の適合性と粘弾性を比較した.
【結果と考察】
 健常参加者において,R5,R7ではF30-F50,F30-F70間に有意差を認めた.顔面欠損を有する参加者においてF30,F50,F70間に有意差は認められなかったが,R5,R7においてF70がF30,F50に比べて高い値を示した.以上のことから,顔面皮膚の弾性とエピテーゼの適合性は関連があり,弾性が低いとS30に,弾性が中程度だとはS50に,弾性が高いとS70にそれぞれ適合しやすいため,顔面皮膚の弾性とエピテーゼの適合性には関連性が認められた.
【参考文献】
1) Matsuoka A, Yoshioka F, Ozawa S, et al. Development of three-dimensional facial expression models using morphing methods for fabricating facial prostheses. J Prosthodont Res. 2019;63:66-72.