Presentation Information
[SY8-座長][Chair's Abstract] Learning the practice of research utilizing real-world data
*Kenji Fueki1 (1. Institute of Science Tokyo, Department of Masticatory Function and Health Science)
Keywords:
リアルワールドデ-タ,NDB,デ-タサイエンス
近年,病院の診療記録やレセプト情報,ナショナルデータベースなどに代表されるリアルワールドデータ(RWD)の研究への利活用が,医療分野全体で注目を集めている.補綴学会においても,過去2回の学術大会でRWDを活用した歯科研究に関する知見が共有されてきた.本セミナーでは,これまでの知見を踏まえ,より実践的な視点からRWDの具体的な活用法や分析手法に焦点を当て,今後の歯科補綴研究におけるRWD研究の推進につなげることを目的とする.
はじめに,国立健康危機管理研究機構の河野英子先生に,「はじめてのNDB歯科研究:基礎知識とテーマ選びのポイント」と題して,臨床研究に活用可能なRWDの特徴を整理していただく.あわせて,厚生労働省が収集・管理する「レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)」を用いた歯科研究の実例を紹介いただき,実践において留意すべき点や,NDBと親和性の高い歯科研究テーマについてご提案いただく.
次に,東京科学大学臨床統計学分野の平川晃弘先生に,「リアルワールドデータ解析における統計的留意点」と題して,エビデンス創出の前提となる研究デザインの考え方と,統計解析上の留意点について概説していただく.特に,リサーチクエスチョンの具体化,比較可能性の確保,交絡調整の位置づけを整理した上で,傾向スコア解析の仮定と限界,ならびにRWD解析結果を適切に解釈するための視点に焦点を当ててご講演いただく.
本セミナーが,今後のRWDを活用した質の高い歯科補綴研究の推進に繋がることを期待する.
はじめに,国立健康危機管理研究機構の河野英子先生に,「はじめてのNDB歯科研究:基礎知識とテーマ選びのポイント」と題して,臨床研究に活用可能なRWDの特徴を整理していただく.あわせて,厚生労働省が収集・管理する「レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)」を用いた歯科研究の実例を紹介いただき,実践において留意すべき点や,NDBと親和性の高い歯科研究テーマについてご提案いただく.
次に,東京科学大学臨床統計学分野の平川晃弘先生に,「リアルワールドデータ解析における統計的留意点」と題して,エビデンス創出の前提となる研究デザインの考え方と,統計解析上の留意点について概説していただく.特に,リサーチクエスチョンの具体化,比較可能性の確保,交絡調整の位置づけを整理した上で,傾向スコア解析の仮定と限界,ならびにRWD解析結果を適切に解釈するための視点に焦点を当ててご講演いただく.
本セミナーが,今後のRWDを活用した質の高い歯科補綴研究の推進に繋がることを期待する.
