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[1F3-OS-10a-04]Simulation-Based Evaluation of Community Revitalization Policies Considering Residents’ Values
〇Wakaba Nishi1, Atsuko Mutoh1, Kosuke Shima1, Koichi Moriyama1, Tohgoroh Matsui2, Shun Shiramatsu1, Ryo Oda1, Nobuhiro Inuduka1 (1. Nagoya Institute of Technology , 2. Chubu University)
Keywords:
Agent-Based Model,Simulation,EBPM
総務省の報告より,近年,地域社会のつながりの希薄化が社会問題となっており,地域コミュニティ活動活性化の必要性が高まっている.名古屋市の調査から,価値観が類似する住民同士が出会う機会を創出する施策の有効性が示唆されたが,実社会においてそのような施策を直ちに実施することはコストや運営面の制約から容易ではない.そこで本研究では,シミュレーション上で価値観に着目した施策を導入し,その効果を検証することを目的とする.提案モデルでは,各エージェントに価値観を表す変数を導入し,価値観の類似性を考慮した地域コミュニティ活動への参加・不参加を判断する仕組みを構築した.さらに,提案モデルに価値観共有施策を導入し,施策を導入しない場合との比較を行った.シミュレーション実験の結果,価値観を表す変数をランダムに付与した場合および正規分布に従って付与した場合のいずれにおいても,提案モデルは従来モデルと比較して参加者数が増加する傾向を示した.また,価値観共有施策は,価値観をランダムに付与した場合において,より効果が大きく見られた.以上の結果から,価値観の分布の違いによって価値観共有施策の効果が異なることが示された.
