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[1K5-GS-3c-01]Annotation and Analysis of Damaged Areas in Used Clothing Images Classified into Recycling Categories

〇Chie Mizunuma1, Yuka Miyata1, Kimio Kuramitsu1, Noriyuki Okumura2 (1. Japan Women's University, 2. Mukogawa Women's University)

Keywords:

Used clothing,Recycling,Annotation,Upcycling

本研究は、衣服廃棄問題の解決を目的として、廃棄予定の古着からリメイク可能な素材を見出すための自動判定システムについて検討した。従来の「リユース/リサイクル」に基づく二値的な処理区分を超え、衣服の部分的価値を評価する枠組みの構築を目指した。まず、リメイク素材としての活用可能性に着目し、損傷を「衛生的・致命的損傷」「社会的属性を含む意匠」「一般的な損傷・劣化」の3カテゴリに分類し、それぞれの評価基準を明確化した。技術的検討として、物体検出モデルYOLOv8-djahitによる損傷部位の特定と、視覚言語モデルSarashina2.2-Vision-3Bによる判定文生成の有効性を検証した。物体検出モデルを用いた実験では、背景除去による顕著な精度向上は確認されなかったが、色褪せ等の検出には一定の有効性が示唆された。また、視覚言語モデルを用いた実験では、衣服の構造的・意匠的特徴(パイピングやポケット等)を詳細に捉えられることが確認され、リメイク可能領域の特定への有用性が示された。以上より、画像解析とVLMを組み合わせることで、衣服の部分的価値を評価するシステム構築に向けた基礎的知見が得られた 。