Presentation Information
[2F4-OS-33-06]Effects of a Near-Miss White Lie on Motion and Gaze Measures in a VR Ball-Throwing Task
〇Haruka Murakami1, Tetsunari Inamura1 (1. Tamagawa University)
Keywords:
VR,exergame,eye tracking,white lie,internal state estimation
成功体験ではなく,「惜しい」という体験をさせて使用者に能動性のある取り組みをさせることを狙ったニアミス型White Lieに関して,先行研究で持続する体感難易度低下の効果が見られた.このような使用者の内的状況の変化を計測データから捉えられるかを検証するため,VRボール的当てをタスク例として被験者27名を統制群,一律のWhite Lieを付加する固定サポート群,強度を段階的に増減する変動サポート群の3群に分け,介入前・中・後の3フェーズでボール的当てを計40投行う実験を実施した.動作・視線計測を行って各投球を時間正規化し,各指標のフェーズ内平均値を算出した.介入前を基準とした変化量(Δintervention,Δpost)を従属変数とし,一元配置分散分析を行った結果,介入期の手首の回転に群差傾向(F(2,24)=3.21, p=.058),介入後の開眼率に群差傾向(F(2,24)=2.72, p=.086)が認められたが,その他の指標に有意差は認められなかった.以上より,White Lieの影響は時間平均レベルでは限定的で,波形形状や時間特性に着目した解析の必要性が示唆された.
