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[4F5-OS-29c-04]Development and Evaluation of an Observational Multi-Robot Interaction that Embodies Anthropomorphic Emotions

〇Kodai Masamitsu1, Satoshi Nakagawa1, Takazumi Ono1, Misato Nihei1 (1. The University of Tokyo)

Keywords:

Anthropomorphic Emotions,Multi-Robot,Observational Interaction,Large Language Model

本研究では,感情を擬人化した複数のロボット同士の対話を鑑賞するという,新たな形式のマルチロボットインタラクションを提案する.提案システムは,ユーザが記述した日記内容を入力として,大規模言語モデル(LLM)により,ポジティブ感情およびネガティブ感情を擬人化した2体のコミュニケーションロボット間の会話台本を生成し,そのやり取りをユーザが鑑賞するインタラクションを実現する.大学生20名を対象とした実験では,ポジティブな出来事を入力し,ポジティブ感情がロボット間で広がっていく様子を鑑賞する条件と,ネガティブな出来事を入力し,ネガティブな会話からポジティブな会話へ移行していく様子を鑑賞する条件の2条件を設定した.評価指標として,ポジティブ感情とネガティブ感情の比であるポジティビティ比を用いた.実験の結果,前者の条件ではポジティビティ比に有意な変化は認められなかった一方,後者の条件では鑑賞後にポジティビティ比が有意に向上した.この結果は,感情状態に応じて設計されたロボット同士の対話を鑑賞するインタラクションが,ユーザの感情状態に影響を与える可能性を示唆している.