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[4H4-OS-4b-04]Development and Evaluation of a Spatially Shared Conversation Support System Using a 3D AI Agent in an AR Environment
〇Yuki Niida1, Tensei Taguchi2, Satoshi Kurihara1 (1. Faculty of Science and Technology, Keio University, 2. Graduate School of Science and Technology, Keio University)
Keywords:
3D avatar,AR,shared-space interaction
本研究では,Apple Vision Pro を用いた空間共有型対話支援システムを構築し,3D AI エージェントを AR 空間内に表示することが,複数人による対面会話に与える影響を検討した.近年,LLM や HMD の普及により,人間と 1 対 1 で対話する AI エージェントや,対面会話を情報提示で支援する研究が進められている一方,人同士の対面会話において AI が共有空間上に 3D アバターとして関与する形態は十分に検討されていない.本研究では,3D AI エージェントを会話空間に共存させ,参加者間で共有される存在として提示する点に着目した.提案システムでは,2 名の参加者が Apple Vision Pro を装着して対面会話を行い,3D AI エージェントが対話支援を行う.旅行計画課題を用いた実験を行い,Desktop 上の AI エージェント条件と比較した結果,エージェントに対する主観的な信頼性や有用性といった側面では大きな差は見られなかった一方,会話体験において AR 条件が高く評価された.これらの結果は,3D AI エージェントの空間的存在が,人同士の対面会話における体験価値を向上させる可能性を示している.
